2022年04月30日

鳩

我が家の使っていない給湯器の上に、ここ数年鳩が巣を作って卵を産んでいました。

フンで汚れてしまうけど、それ以外は何の問題もありません。
むしろ「今年もやってきたな。」 「ん!ヒナの何声がする!孵化したんだ。」とか小さな変化を感じながら、
私たちの生活にささやかな幸福感ををもたらしてくれていました。

必死でエサを運んでくる父さん鳥、ずっと卵を温めている母さん鳥。

私自身、子育てする身なので、同士のような感覚で見守っていました。





つい先日、悲劇が起こってしまいました。

前日まで巣にいて母さん鳥からエサをもらっていたヒナが、巣の下で車に轢かれて死んでいました。

ここからは私の想像ですが、ヒナはだいぶ大きくなっていたので、
おそらく巣立ちで巣から飛び出したんだと思うんです。
当然、上手く飛べないので下に落ちます。
その時運悪く車が。。。。


近くに母さん鳥がどうしていいのか分からない様子で、
ずっとウロウロしていました。


もう悲しすぎて言葉もありません。


人間で言ったら、かわいい盛りの歩き始めた赤ちゃんを突然失った母親みたいな感じじゃないでしょうか。



そして3日ほどたった日に、巣の近くの我が家の屋上で父さん鳥と母さん鳥が、ずっと同じ場所におりました。

鳩


無言でただ現実を受け入れられない様子に感じました。


もうこんなこと二度と起きて欲しくない。

厳しい自然界ではよくあることかもしれないけど、
卵から育てている様子を見ていたので、
ちょっと痛々しすぎて。。。。





来年は来てくれるかな。





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Posted by ミッチ at 23:26│Comments(0)つぶやき
 
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